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サービス案内
防災教育・訓練
研修・訓練では、訓練参加者が「学ぶべきこと」や「身につけるべきこと」を効果的に習得するために、適切な学習目的・目標の設定に基づく、効果的な訓練カリキュラムを提供することが重要です。短期間で効果的に、個人および組織の基本的な危機管理能力向上を図る研修・訓練カリキュラムとして「危機対応研修基本モデル」をご紹介します。
「危機管理研修基本モデル」の特長
こころ・あたま・からだを育てる基本モデル
危機管理研修の基本モデルは、企業(組織)と従業員(個人)の危機管理に対する
- 「こころ」(危機管理に必要な知識・技能・心構えを学習)
- 「あたま」(危機状況下における課題認識と問題解決手法を習得)
- 「からだ」(実際的な危機的状況を付与された中での活動を通し危機対応活動を体得)
を育てることを基本としています。これら3つを、目的を持ってバランスよく育てることで、どのような危機にも対応できる個人や組織を、短期間に効果的に養成することができます。
あらゆる危機に対応
企業をとりまく様々な危機に応じた内容とすることが可能です。
- 地震、津波、浸水、火災等の自然災害
- 新型インフルエンザ等の感染被害
- 大事故災害、テロ等
問題解決で、継続的な向上へ
研修の結果、組織内の「課題」や「問題点」が明らかになるという副次的な効果も期待できます。この課題解決を図ることで、継続的に危機管理能力を向上させることができます。
危機対応研修パックのご提案
会社・従業員の危機管理能力の向上に!
「企業様向け 危機対応研修パック」は、防災・事業継続等、危機対応研修に取り組まれている企業様向けの教育・訓練パッケージです。
危機管理能力を短期的・効果的に向上
「危機管理研修基本モデル」をベースに、次の3つのプログラムで構成しています。
- こころ 「危機管理講義」
- あたま 「課題付与型訓練」
- からだ 「状況付与型演習」
企業(組織)と従業員(個人)の基本的な危機管理能力を、短期的かつ効果的に向上させることができます。
計画やマニュアルの有効性の検証に
既に防災マニュアルや事業継続計画(BCP)を策定済の企業様は、策定した計画等の有効性を検証しながら、危機管理能力を向上させることができます。
具体的なイメージで自社の対策の参考に
これから本格的に取り組もうとされている企業様は、危機管理の基本的な知識や技能を身につけると共に、企業が遭遇する危機的状況を具体的にイメージし仮想体験することで、自社の対策の参考にすることができます。
「こころ」危機管理講義
「危機管理」の特性や意義、危機対応の実態を知ると共に、「危機管理」を実施する上での心構えや、どのような危機に対しても必要となる、基本的な「知識・技能」を学習します。
機管理講義の目的
- 企業の事業継続(BC)も考慮した危機管理の基本的な知識・技能・心構えを学びます。
- どのような危機に対しても必要となる基本的な危機管理の知識と技能を学びます。
講義内容例
- 危機の特性と危機管理のあり方
- 危機対応の実態
- 危機管理に必要な基本的知識・技能・心構え
「あたま」課題付与型訓練
「危機発生」の事態時に生じる特有の課題を検討テーマとして、問題認識のとらえ方にはじまり、具体的な対策案の案出および適切な解決策の決定までの思考検討プロセスを通じた問題解決手法を習得します。
課題付与型訓練の手法
- グループ編成された各班(チーム)に対して、検討テーマ課題を与えます。
- チーム内でその問題解決を図るべく検討を行い、整理します。
課題例
- 危機対応上での意志決定に関する考察
- 資源(ひと・もの)の提供・配分に関する考察
- 外部支援機関との調整・連携のシステムに関する考察
- 適切なお客様対応システムに関する考察
- 支援物資の配送システムに関する考察
「からだ」状況付与型情報処理演習
実際的な危機的な状況の付与に即した情報処理活動を通じて、危機対応の基本となる情報処理活動の意義を認識しつつ、その処理技能を体得します。
状況付与型情報処理演習の手法
- グループ編成された各班(チーム)に対して、危機発生後から行きかう状況(情報)を時間の流れにそって付与します。
- チーム内でその情報の評価・処理・整理・管理を行うともに、最終成果として取りまとめ報告書を作成し、発表します。
概要(例)
【想定危機】大規模地震の発生を想定
【対象時間】地震発生後、30分後~1時間程度の状況をもとに訓練実施
※想定する危機事案や、訓練の対象設定時間は変えることができる
【実施方法】
※各班内で役割分担、道具の使用方法等の検討など事前準備を実施
(1)逐次付与される情報(状況)を評価する
(2)白板・地図・PCなどを駆使して情報を処理・整理する
(3)「首長への報告」事項となる取りまとめ報を作成をする
(4)各班の代表者が「首長への報告」を疑似的に実施する
(5)講師が情報処理の意義を解説し、道具の使用方法の一例を紹介する
研修当日の日程例
09:00~10:10 危機管理講義「危機管理に必要な知識と技能について」
10:10~10:20 <休 憩>
10:20~10:30 課題付与型訓練「ルール説明」
10:30~11:20 課題付与型訓練「危機状況下における問題解決手法」
11:20~12:00 発表・解説
12:00~13:00 <昼 食>
13:00~13:15 演習準備
13:15~14:55 状況付与型情報処理演習「危機状況下における情報処理活動」
14:55~15:00 <休 憩>
15:00~15:45 発表・解説
15:45~16:00 ふりかえり・講評
危機対応研修パック 業務概要
主な業務内容
- 研修実施前の打ち合わせ (1回程度)
- 研修実施に係る資料の作成
- 研修実施当日の講義と訓練運営支援(1日)
- 事業継続計画策定実施記録書の作成
対象人数
20~40名程度(ご相談に応じます)
成果品(例)
- 危機管理講義資料
- 課題付与カード一式(課題付与型訓練用資料)
- 状況付与カード一式(状況付与型訓練用資料)
- 訓練・研修実施記録書
「首長への報告」事項となる取りまとめ報の項目(例)
把握できた客観的事実
- 被害状況
- 国・県・市町村・関係防災機関の初動対応状況
本災害の特徴(コメントが可能な範囲)
- 災害の大きさ、国、県外からの応援の要否
- 特に報告を要する特異な被害
- 天候気象が及ぼすと考えられる影響
今後の見通し
業務にかかる費用
70万円~
※お客様のご要望に応じてお見積もりいたします。
業務内容や社会的な役割は違っても、危機対応の基本は同じです。本サービスは、危機管理能力を効率よく向上させるための基本モデルとして、質の高い内容を安価にご提供できるようパッケージ化いたしました。組織の危機管理能力の向上・検証に、是非、お役立て下さい。
また、危機の種類・被害の程度・組織環境・事業環境・能力の段階など、お客様のご事情もさまざまです。この基本モデルをベースに、お客様に最適な危機管理教育・訓練プログラムの開発などにも、きめ細かく対応いたします。地震・大事故災害・新型インフルエンザなど、「危機管理に関する人材育成」全般について、実績・経験が豊富な弊社に、お気軽にご相談ください。