災害対応業務マニュアル(対応優先度の高い18業務)の作成
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【発注元】
東京都府中市
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【実施年度】
令和4年度~令和6年度(2022年度~2024年度)
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災害時に即応できる体制を。実効性あるマニュアルで備える!
大規模災害時には、市自身も被災する中で、人命救助や避難者支援などの応急対応を迅速かつ的確に行う必要があります。そのためには、関係部署や関係団体が連携し、的確に対応できる体制づくりが重要であり、その手がかりとなる「災害対応業務マニュアル」の整備が不可欠です。府中市では、災害時の応急対策をより実効性の高いものとし、体制強化を図るため、対応優先度の高い18業務に着目し、各業務の役割、対応の流れ、具体的な対応内容を明確化した「災害対応業務マニュアル」を、3か年かけて整備しました。当社はこの整備にあたり、各課との協議やワークショップを通じて業務の詳細を明らかにし、役割分担、実施時期、業務内容を具体化。現場で実際に使える、実効性の高いマニュアルづくりを支援しました。【特徴】
- 18業務それぞれについて、体制と各担当(班)の役割を明確にした「実施体制図」を作成し、関係部署間の連携体制を可視化
- 各業務の対応の流れや連携ポイントを示す「業務フロー」を整理し、初動から応急対応に至る一連の動きが把握できる構成に
- 各業務の実施時期と対応内容を示す「タイムライン」と、確認しながら対応できる「業務チェックリスト」により、実務に即した運用を実現
- 本庁で全体を管理するマネジメント業務と、現場対応を担う実動業務の役割を明確化し、職員誰もが「自分のやるべきこと」が分かる構成を工夫