防災スペシャリスト養成研修の企画・運営
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【発注元】
内閣府(防災担当)
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【実施年度】
平成25年度~令和7年度(2013年度~2025年度)
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実効性ある学びの基盤づくり
内閣府では、南海トラフ地震や首都直下地震といった巨大災害、さらには激甚化・頻発化する気象災害に備え、国・地方公共団体・指定公共機関の防災対応力を支える中核人材「防災スペシャリスト」の育成を目的として、平成25年度より全国規模の事業「防災スペシャリスト養成研修」を継続して実施しています。
当社は、この研修事業の立ち上げ当初から、有識者と連携し、研修の企画設計、運営、効果検証・改善までを一貫して支援。災害現場に根ざした知見と体系的な教育設計の手法を組み合わせ、防災人材育成の最前線を継続的に支えています。本研修は、「危機事態に迅速・的確に対応できる人」、そして「国・地方のネットワークを形成できる人」の育成を目的とした、実践的な研修プログラムです。職務や役割に応じて10のコースを体系化し、組織運営に関わる分野から、現場実務、防災の基本まで幅広く学べる内容としています。研修は、eラーニングと対面演習を組み合わせたハイブリッド形式で実施し、学びの質と現場での実践力を両立。さらに、研修指導要領や標準教材の整備、能力評価の仕組みづくりなど、個人と組織の防災力向上を多面的に支援しています。【特徴】
- ADDIEモデルをはじめとした教育設計手法を導入し、分析・設計・開発・実施・評価の各段階で研修効果を最大化
- 職位や役割に応じた10コースによる、目的別・階層別の体系的なカリキュラムを構築
- 研修指導要領や教材の標準化、PDCAによる継続的な研修の質の向上
- 講師や修了者同士のつながりを活かした、平常時・災害時に機能する人的ネットワークの構築
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防災スペシャリスト養成研修