事業紹介 WORKS

防災研修・訓練・教材開発

啓発・広報資料

「避難」を考えるeラーニングの開発

  • 【発注元】

    気象庁

  • 【実施年度】

    令和2年度(2020年度)

  • 動画とワークシートで、避難行動を“自分ごと”に

    気象庁は、台風や豪雨などの水害から「自らの命は自らが守る」という意識の定着を目的に、住民向けのeラーニング教材を開発し、気象庁のホームページで公開しています。
    当社は、本教材の企画から開発までを一貫して支援しました。
    教材は、台風・豪雨時に必要な行動や基礎知識を、動画とワークシートを通じて段階的に学べる構成。個人学習だけでなく、自治会や学校などでのグループワークにも対応しており、ワークシートを活用した意見交換を通じて、避難行動の見直しや理解の深化を促すことができます。
    また、防災行動計画「マイ・タイムライン」の作成にも活用可能で、新しい生活様式に対応した防災教育ツールとして、幅広い活用が期待されています。

    【特徴】

    • 自治会や学校など、人数・形式を問わず活用できる柔軟な設計
    • ワークシートとハザードマップを活用して、台風・豪雨時の避難行動を時系列で整理。自分の行動を可視化することで、防災意識を高める学習構成
    • 進行支援として、意見交換のシナリオや進め方の解説資料も整備
    • 多様な立場の意見を共有し合うことで、誤解を防ぎ、実践的な理解へと導く

防災ハンドブックの作成

  • 【発注元】

    品川区

  • 【実施年度】

    令和5年度(2023年度)

  • 「知り」「わが事として考え」「行動につなげる」 で、自助力・共助力をアップ

    品川区は、区民一人ひとりの防災意識向上と実践的な備えの促進を目的に、3種の防災普及冊子(ハンドブック)を作成・改訂しています。当社は、その企画立案から原稿・イラスト作成、編集、印刷に至るまでを一貫して支援し、わかりやすく実用的な冊子づくりを実現しました。
    ・全家庭向け 「しながわ防災ハンドブック」
    地域防災計画の大規模改訂や最新の被害想定を反映し、地震・風水害・複合災害のほか、災害後のごみ出しや在宅避難など、より実践的な内容に再構成
    ・マンション居住者向け 「しながわ防災ハンドブック(マンション編)」
    マンション特有の災害リスクや備え、在宅避難に必要な対応を分かりやすく整理。各家庭での防災対策を進めやすい内容に
    ・マンション管理組合・理事会向け 「マンション防災ガイドブック」
    防災活動の進め方を「初級」「中級」「上級」に分けて紹介し、無理なく段階的に取り組める構成に。資料編では、訓練や災害発生時の活用を想定し、「震災時」「風水害時」に対応した活動マニュアル(ひな型)も掲載

    【特徴】

    • 家庭・マンション住民・管理組合と、それぞれの立場に応じた災害対策を、わかりやすい文章と図やイラストで解説
    • 風水害・複合災害・在宅避難など、実際の災害対応を見据えた実践的な構成
    • 自ら備えを考えるワークシート付き。書き込みやチェック形式で行動への移行を促進

「●● × 防災」を考えるノートの作成

  • 【発注元】

    品川区

  • 【実施年度】

    平成28年度、令和元年度(2016年度、2019年度)

  • 気になるテーマを、やさしく・わかりやすく

    当社は、住民向け防災研修を補完する教材として、関心や暮らしの悩みに寄り添った2種類のハンドブックを作成しました。一つは乳幼児を育てる家庭向けの『パパ・ママの立場で考える防災・減災ノート』、もう一つはペットと暮らす住民向けの『ペットと私の防災・減災ノート』です。いずれもA5判・12〜16ページの薄型仕様とし、「防災を自分ごととして考える」きっかけづくりを意識。研修場面に限らず、日常の中でも手に取りやすく、気軽に学び備えることができる構成としました。さらに、日常生活の延長線上にあるリアルな困りごとをQ&A形式で紹介し、より具体的で実践的な教材として活用されています。

    【特徴】

    • 乳幼児を持つ保護者やペットの飼い主など、特定の状況にある住民が直面しやすい課題を取り上げ、Q&A形式でわかりやすく整理
    • A5判で、気軽に読める分量。イラストや図表も多用し、直感的に理解しやすいレイアウト
    • 防災研修の中での使用を前提に設計。個人の学習はもちろん、グループでの意見交換やワークにも活用できる内容構成