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備え 地震編 火災編 風水害編 応急手当 災害時要援護者

避難する時にはしっかりと誘導する

避難するときは、相手にあった対応でしっかりと誘導します。
お年寄り・乳幼児・病人の場合
災害時での避難には、手をつないだり、背負うなどして、しっかり保護して誘導します。
声をかけて励まします。
できるだけ複数人で対応するようにします。
車椅子の利用者の場合
必ず誰かがつきそい、押すなどの援助をします。
階段ではできれば3人以上で援助します。
下がる時は後ろ向きで、恐怖感を与えないようにします。
耳の不自由な人の場合
話す時には、近寄り、まっすぐに顔を見て話します。
口を大きく開けてはっきりと少しゆっくり動かし、はなします。
現在の状況などを紙に書いて教えます。
「筆記用具」がない場合は、手のひらに字を書きます。
目の不自由な人の場合
まず声をかけてお手伝いすることがないかを確認します。
誘導する場合は、杖を持っていない方の肘あたりを軽く触れて、半歩前をゆっくりと歩きます。
方向を示す場合は、「左に曲がって10mぐらい」など具体的に説明します。
時計の文字盤を想定して伝えるのも分かりやすいです。
途中で分かれる場合は、誘導してくださる方を探し、バトンタッチをします。