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ケガによる出血の大部分は、厚くおりたたんだ布で傷口を覆って圧迫すれば止血できます。 |
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直接圧迫法
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清潔なガーゼハンカチなどを直接傷口に当て、手のひらで数分間圧迫します。 |
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A |
傷口を心臓より高い位置に上げると、より止血効果が高まります。 |
B |
また、傷に当てた布の上を強めに包帯を巻いて止血する方法もあります。 |
C |
一度包帯を巻いてもまだ出血が止まらないようなら、その上からさらに布を当て、もう一度包帯をします。 |
D |
包帯などがない場合は、手ぬぐいや風呂敷などを利用します。 |
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間接圧迫法
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止血の準備ができるまでの時間、または直接圧迫法をしても血が止まらない場合は、傷口より心臓に近い部分で脈の触れるところを指などで強く圧迫します。 |
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止血帯を巻く |
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圧迫止血法をしても血が止まらなかったり、骨折などで圧迫できない時には止血帯を巻きます。 |
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A |
止血点は、傷口に近い上腕部または大腿部で、傷口より心臓に近い部分をタオルやスカーフなどで固く結び、棒などを結び目に差し込んで回転させ、血が止まるまで締め上げ固定します。 |
B |
必ず処置した時刻を書きとめておきます。 |
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